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肩こり・偏頭痛・不定愁訴への考え方
噛み合わせの悪さが引き起こす具体的な疾患にはどのようなものがありますか?
噛み合わせの不具合は、精神的な問題や不定愁訴、鬱症状などの原因になることがあります。これらを治療することで、薬に頼らずに済むようになります。また、肩こりや偏頭痛、顎周辺のニキビ、吹き出物、顎の下のたるみなど、顔周辺の問題も噛み合わせが関与していることがあります。
噛み合わせを直すことで、肩こりや偏頭痛が改善されることがあるのですか?
そうですね。噛み合わせを調整することで、頭の位置が本来あるべき位置に戻り、頚椎に負担をかけていた筋肉の張りがなくなるため、肩こりや偏頭痛の改善につながることがあります。また、筋肉の左右差がある場合には、そのズレを修正することで筋肉の緊張が解消され症状が改善につながります。
「なんとなく調子が悪い」と感じ病院を訪れたが、その原因がわからずお悩みの方も多いですが、噛み合わせを見直すことをおすすめしますか?
もちろんです。スマートフォンの使用によって引き起こされるストレートネックなど、現代の生活習慣が噛み合わせに及ぼす影響は非常に大きいです。今は常に下向きでスマートフォンを使用することが多く、これが首への負担となっています。噛み合わせを調整することで、これらの問題も改善されることがあります。「なんとなく調子が悪い」とお悩みの方は一度噛み合わせを疑ってみる価値はあります。ぜひ、ご相談いただきたいです。
肩こり・偏頭痛・不定愁訴への考え方
肩こりや偏頭痛、不定愁訴は多くの人が経験する一般的な症状ですが、これらの症状が実は歯並びや噛み合わせの問題から生じることがあります。日常生活において、これらの症状はしばしば見過ごされがちですが、その背後には身体のバランスや健康状態に深い関係があるのです。
肩こりや偏頭痛と噛み合わせの関係
肩こりや偏頭痛は噛み合わせと密接に関連しています。噛み合わせが悪いと肩の筋肉が緊張し、その影響が首や頭に伝わり、肩こりや偏頭痛を引き起こすことがあります。特に、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用による姿勢の悪化は、肩こりや偏頭痛の原因となり得ます。
肩こりや偏頭痛を改善する方法
実は、生活の中には、顎や噛み合わせに負担をかける習慣が多く隠されています。肩こりでお悩みの場合には、日頃からできる改善方法を一度お試しされてはいかがでしょうか。
歯の食いしばり、歯ぎしりの癖がある方
夜間、歯ぎしりをする方の場合、日中も無意識のうちに歯を食いしばり、ギリギリ、カチカチと噛む癖があることが多いと言われています。安静時には、上下の歯の間には1~3mmほどの隙間が空いているのが本来のポジションです。食事の時間以外にも上下の歯を強く噛み合わせる習慣がないか、チェックしてみましょう。デスクワークなど、集中しているときには無意識に歯をかみしめてしまうことがあります。上下の歯をかみしめていることに気付いたら、すぐに歯を離し、筋肉の緊張をゆるめるように深呼吸をしたり、肩の力を抜いたりしてストレッチを行うと良いでしょう。
左右どちらかに偏った噛み癖がある方
左右どちらかで食べ物を噛む食べ方は、顎への負担を大きくしてしまいます。左右均等に、バランスよく使うようにしましょう。
頬杖をつく、うつ伏せで寝ている方
頬杖・うつ伏せもまた顎や関節への負担を増やす習慣です。顎に対して上向きの力をかけるような習慣は関節への負担を大きくし、顎関節症につながる可能性も考えられます。
口呼吸をすることが多い
口呼吸は、口の周りにある筋肉バランスを崩す原因になります。同時に、舌の位置がだらんと下がりやすくなり、舌で前歯を押して歯並び・噛み合わせをさらに悪化させてしまうことにつながります。また口呼吸には、全身の健康への悪影響があることも知られていますので少しずつでも鼻呼吸に慣れていくことをお勧めします。
不定愁訴と歯の健康
不定愁訴とは、特定の原因が見つからない体の不調を指します。これには、疲労感、集中力の低下、睡眠障害などが含まれます。口腔の健康が全身の健康に影響を与えることはよく知られており、歯並びや噛み合わせの問題がこれらの症状の一因となることがあります。
噛み合わせの改善で全身の健康を
肩こり、偏頭痛、不定愁訴は、単なる一時的な不調ではなく、身体のバランスや健康状態のサインであることが多いです。特に、歯並びや噛み合わせの問題は、これらの症状に大きく関与している可能性があります。日常生活において、これらの症状に注意を払い、必要に応じて歯科医師に相談をすることをおすすめします。当院でも、必要に応じてマウスピースを使用して症状の緩和をご提案させていただいておりますので、気になる症状でお困りの方はお気軽にご相談ください。