神戸市垂水区にある春藤歯科医院は、1985年の開院以来、地域の皆様に寄り添った歯科医療を提供して参りました。歯を削るだけでなく、患者様の全身の健康を考慮し、口内の健康が全身に直結していることを念頭に置いた治療を心がけております。
このブログでは、当院の理念や取り組みについてより深く理解していただくとともに、皆様のお口の健康に役立つ情報を発信してまいります
今回は、“インビザラインの期間”についてお話しいたします。
インビザライン治療の一般的な期間
インビザライン治療は、透明なマウスピース型の矯正装置を使用する歯列矯正方法です。
インビザライン治療にかかる期間は、患者様の症状や矯正の範囲によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
部分矯正
・6ヶ月〜1年程度
全体矯正
・1年半〜3年程度
ただし、これはあくまで平均的な期間であり、個々の症例によって変動します。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を詳細に診断し、最適な治療プランをご提案しております。
治療期間に影響を与える原因
インビザライン治療の期間は、様々な要因によって左右されます。
治療に影響する主な要因には、以下のようなものが考えられます。
矯正の範囲
部分矯正か全体矯正かの違いや、動かす歯の本数、歯の移動距離など。
症状の程度
叢生(歯並びの乱れ)の重症度や、出っ歯や受け口などの程度。
患者様の年齢
若年層の方が歯の動きが早い傾向にあります。
装着時間の遵守
1日20~22時間の装着が推奨されています。
治療期間が長くなるケース
以下のような場合は、治療期間が通常よりも長くなる可能性があります。
抜歯が必要
顎が小さく、歯を並べるスペースが不足しており抜歯の必要がある場合。
重度の叢生
歯の重なりが著しい場合。
歯槽骨の硬さ
歯槽骨の硬さには個人差があり、硬い場合は歯の動きが遅くなる傾向があります。
他の矯正方法との併用
ワイヤー矯正や顎間ゴムなどを併用する場合。
装着時間が守られない場合
推奨される装着時間を下回ると、歯の動きが遅くなります。
治療期間を短縮するためのポイントは?
インビザライン治療の期間をできるだけ短縮するために、以下のポイントを意識しましょう。
装着時間を遵守する
食事と歯磨き以外の時間は常に装着しましょう。
マウスピースの交換時期を守る
通常1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換します。
口腔衛生を保つ
歯磨きや歯間清掃を丁寧に行い、虫歯や歯周病を予防しましょう。
定期的に通院する
治療の進捗を確認し、必要に応じて調整を行います。
マウスピースの取り扱いに注意をする
紛失や破損を防ぎ、治療の中断を避けましょう。
インビザライン治療の流れ
インビザライン治療は、大きく分けて「矯正期間」と「保定期間」の2段階で進みます。
矯正期間(1年〜2年程度)
マウスピースを装着して歯を動かす期間で、定期的にマウスピースを交換していきます。
保定期間(約1年)
矯正した歯並びを固定する期間で、リテーナーを装着して歯の位置を維持します。
歯並びでお悩みの方は当院にご相談ください
インビザライン治療の期間は、患者様の症状や矯正する範囲によって大きく変わってきます。
一般的には6ヶ月から3年程度かかると考えられますが、治療期間を短縮するためにも、マウスピースの装着時間を守り、口腔衛生を保ち、定期的な通院を心がけることが大切です。
当院では、患者様お一人おひとりに最適な治療計画を提案しております。歯並びでお悩みの方、インビザライン治療にご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。